Raspberry Pi 4にFedora 33 (aarch64,Workstation)をインストールしてみました。 以前、Fedora CoreOSの起動時に使用したRaspberry Pi 4 UEFI Firmware Images を使うことで、通常のOSをインストールするのと同じ方法でインストールに成功しました。
検証機:Raspberry Pi 4 Model B(8GB RAM)
使用したイメージ
- 開発中のFedora 33 のWorkstation、aarch64版イメージ(ライブ起動兼、インストーラーISO)
- Fedora-Workstation-Live-aarch64-33-20200912.n.0.iso
https://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/development/33/Workstation/aarch64/iso/dl.fedoraproject.org
UEFIで起動
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手順
- ISOをUSBメモリに書き込み
- SDカードでUEFI起動
- UEFIセットアップでISOを書き込んだUSBメモリを最初の起動デバイスに変更
- USBメモリから起動
- Fedora 33をハードディスクにインストールを選択
- インストール先は別のUSBメモリを選択
- インストール完了後、シャットダウン
- ISOを書き込んだUSBメモリを取り外し、インストール先のUSBメモリを最初の起動デバイスに変更
- USBメモリから起動
- Fedora 33起動後、最初のセットアップ実施
スクリーンショット
インストール画面
起動ロゴ
- Fedora 33 デスクトップ画面
感想
- Raspberry Pi 4でUEFI起動が簡単にできるようになったので、ARM64に対応したOSなら比較的簡単にインストールを試すことができます。
- GUIの動作はもっさり感はあるので、PCに比べるとパワー不足は感じる
- Raspberry Pi OS 64bitとの比較などは今後の課題
- Raspberry Pi 4にインストールできるOSの選択肢が増えたのはとても良い