この記事はライブ配信アドベントカレンダー2020の2日目の投稿です。
今年の自身のライブ配信との関わりを表すとこの一言。
「ライブ配信への復帰とさらなる深化」
主なトピックはこちら。
ある程度時系列に沿って振り返っていきます。
天神放送局との出会い
まず何よりもこの出会いが大きいです。しかも、天神放送局のYouTubeライブへのオンライン参加がきっかけ。 その模様はアーカイブにもしっかり残ってます。
YouTubeのチャットコメントでライブでコミュニケーションして、SNSで繋がるという流れです。 その後はSNSでライブ配信の情報発信を通じて、天神放送局の番組にゲストで何度か出させてもらいました。
- 「ライブ配信の10年を語る」3/07 天神放送局Live - YouTube
- はじめてのライブ配信あれこれ 〜お金をかけずにやってみよう!〜 - YouTube
- 天神放送局ライブ 2020/7/31 ライブ配信の「音」を語る - YouTube
- #11:田中司恩さんと語るAmazon IVS・ATEM Mini Pro<天神放送局ラジオ> - YouTube
この天神放送局との繋がりがきっかけとなり、ライブ配信に復帰することとなりました。
ライブ配信に復帰
以前のライブ配信での活動はアノニマスで細々とやってました。今は実名でオープンに幅広くやっています。ここが過去との大きな違いです。 世の中の状況もありライブ配信だけでなくオンラインでの情報発信(ウェブ会議なども含め)は生活に必須、もしかすると生きるために(生き残るために)必要な素養となりました。
天神放送局との出会いの後、すぐに行なったのは環境の構築です。
- YAMAHA AG06の購入
YAMAHA AG06。思い返すと、音楽始めてからYAMAHAのミキサーしか買ってないことに気付いた。 pic.twitter.com/KOgM3CjMvx
— Shion Tanaka (@tnk4on) 2020年2月26日
久しぶりにAKG K270Sを常用できる環境になった。嬉しい。SONY MDR-7506は残留ノイズ多くてダメだー。 pic.twitter.com/FF3SN6iqMi
— Shion Tanaka (@tnk4on) 2020年2月26日
- そして、ライブ配信のためのOBSの導入
OBSからPeriscopeへ配信した時の遅延の計測。結果は「待機時間を小さくする」のオプションは効果有り。オン時は3-4秒に対し、オフの場合は18-22秒の遅延。 #誰でも配信 pic.twitter.com/sf6V2ZZ3aw
— Shion Tanaka (@tnk4on) 2020年3月1日
この後は、Twitterやnoteに記事を書いたりと、さらにマニアックにライブ配信のテストを重ねていくことになります。
オンライン登壇
ライブ配信の深化を進めながら、オンラインでの登壇の機会も多数頂きました。
Meetup関連
OpenShift Meetup Tokyo #8(夕方開催!特別編) インストール&レジストリ - connpass
- OpenShift Meetup #8ではオンライン登壇しながら、ライブデモの実施をしました
VS Code Meetup #6 (オンライン) - connpass
- 愛用しているエディタ、VS Codeに関する内容でLTを行いました
July Tech Festa 2020(JTF2020)
- 半期でのライブ配信の集大成的発表として、JTF2020 でライブ配信に関する発表を行いました
- タイトル:「エンジニアなら誰でも配信を」
- 登壇中にライブでOBSの操作を行い、さらには配信までするというライブデモを行いました
- 天神放送局の紹介や、ハッシュタグ: #誰でも配信 を広めるきっかけになりました
VS Code Conference Japan
オンライン登壇しながらライブデモも実施できるくらい安定した配信環境が構築でき、コミュニティイベントでのライブ配信も十分行えるくらいのノウハウも溜まりました。
コミュニティイベントのライブ配信
OpenShift Meetup #9
完全ワンオペライブ配信に挑戦しました
- 実験的な試みとして、OBSで配信しながらobs-ndiを使い、別マシンでバックアップチャンネルの配信も行いました
- バックアップチャンネルの配信はプライマリと同じ映像/音声だけでなく、自動文字起こしした日本語/英語の字幕表示も行いました
本日の配信担当してます。音声映像に問題があればご連絡ください。
— Shion Tanaka (@tnk4on) 2020年5月29日
なお、本日はバックアップ用配信を兼ねて、日本語/英語字幕付き配信を行ってますー。
メイン配信に問題があればご利用ください。https://t.co/yxmVtLbffG
#openshiftjp
Japan Rook Meetup #4
- Japan Rook Meetup #4 - connpass
- この時も完全ワンオペライブ配信を実施
- 配信にはOBSではなく、ATEM Mini Proを使用。合わせてATEM Miniのクロマキー機能で画面フレームの合成にも挑戦しました
個人のライブ配信
自分自身のYouTubeチャンネルの開設を行い、ライブ配信を行いました。
- 内容はいわゆる作業配信。ある意味ライブデモの延長線。
- 画角やマイクの位置調整、共有するスライドの表示方法など、その後のオンライン登壇やイベントのライブ配信に活かせるノウハウが溜まりました
- 実際に自分で主催者となってライブ配信をやってみることで見えてくるもの、配信後のアーカイブの扱いなど多くのことも分かりました
まとめ
振り返ると本当に偶然から始まったライブ配信への復帰。まだまだ先の見えないコロナ禍の状況にも関わらず、地方在住(福岡)であることがまったく苦にならないほどにオンラインな世の中への適用を果たすことができました。元々持っていたライブ配信のノウハウ(知識 + 技術 + 経験)に、現在のライブ配信のノウハウがさらに上乗せされてきました。この得られたものを今後さらにライブ配信の発展に寄与していきたい。それがこの困難な世の中の一助になれば、そう願って来年以降もライブ配信の活動を続けていきます。
この記事で引用したリンクは全て下記の記事にまとまっています。参考にしてください。